江戸時代の末期、和田新田の菅野家に蒲生から嫁いできたハル（弊社現社長/菅野叔枝の曾祖母）が豆腐造りを得意としていたため、近隣の農家が自家で栽培した大豆を盆や正月に持ち込み、よく加工を依頼していたそうです。当初は内職的に行っていた豆腐造りでしたが、口コミで評判になり次第に本業になったというのが当社創業の背景です。

時は明治２年。文明開化により日本が近代化への融合を図り始めた、ちょうどその頃のことでした。

ーそして時代は下り、大正から昭和へ。仙台新港開港に伴う区画整理を機に現在地に移転。生産量も増加し、昭和50年頃よりスーパー等に納入が始まりました。また周辺には「夢メッセ」「アウトレット」といった複合施設ができたことから、工場内に直営店を開設。震災後は工場のみとなってしまいましたが現在では豆腐以外にも湯葉等の関連商品、そして新商品の「大豆畑のスモークとうふ」を発売。今後も健康志向の商品を開発し、時代のニーズに即したものづくりを行っております。